園外保育で自然と触れ合い、生き物や植物に興味が深まったお子様達。園庭遊びでも、新発見に胸を膨らませているご様子です。


「見て、可愛いお花♡朝顔かな?」
「葉っぱの下にダンゴムシがいるよ、ここがお家なのかな」


「一緒に探そう~」
「どこに居るかな?」
「葉っぱや木の実はダンゴムシのごはんになるのかな?」
みんなでダンゴムシ探しが始まりました!

「このダンゴムシ、卵を持っているみたい!」
手のひらで観察していると・・・なんと卵から小さな赤ちゃんが沢山産まれてきました。
「ダンゴムシの赤ちゃんって、真っ白なんだね」

「よく見ると、色々な大きさのダンゴムシがいるね」
「みんな家族なのかな?」
「このダンゴムシは一番大きいからお父さん、二番目に大きいのがお母さん、これが子どもで・・・」
最初は体の大きさに注目していましたが、途中で・・・
「ダンゴムシも男の子と女の子に分かれているよね?」
「どうやって見分けるんだろう?」

「点々があれば女の子で点々がなければ男の子だって」
「お腹に卵を持っていたら、女の子だね」
一匹一匹、体の色や模様、特徴の違いを見つけます。

「このダンゴムシ丸くならないよ」
「それはワラジムシだよ!」
園外保育でダンゴムシとワラジムシの違いについて図鑑で調べた事を思い出しました。

「あ!これはワラジムシだ~」「こっちはダンゴムシ!」
形や色が似ていても、よく観察する大切さを感じたお子様達です。
「もう少し、目や口をよく見てみたいな」
と、お子様の一言から、虫眼鏡を出してきました!
「わぁ、よく見えるね」「凄い!色々な物が大きくなっているよ」


虫眼鏡を使って、もっと詳しく知りたくなったようです。


「ナメクジ発見!・・・あれ、でもなんだかカタツムリの体の部分にも見えるね」
「ナメクジとカタツムリは仲間なのかな?」
「よし、調べてみよう!」

分からないことが有れば、自分達で図鑑を取り出してきて調べようとする探求心豊かなお子様達。
調べた結果・・・
「殻があるのがカタツムリ、殻がなければナメクジだって」
「そういえば、園外保育で殻が落ちているのを見たよ」
「カタツムリがナメクジに変身したんだ!面白いね!」

見つけた生き物は元の場所に返してあげようね。
次はどんな自然との出会いが待っているかな・・・
楽しみだね♪
最初は発見することを楽しんでいたお子様達でしたが、様々な事に気付いたり、疑問に感じることで更に知りたくなり探求心を持って調べたりと自然への興味関心が深まっていく姿が見られました。ただ見るだけではなく、実際に触れることで、生き物に親しみを持ち、命を大切にする気持ちが芽生えたご様子です。